柿渋染めのヒント 12 仕上げする。
思いついたままに書いている このテーマも もう、12.
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今日は、風が涼やかで、心地よい、・・・・・秋が来ています。 柿渋染めも 山を越した。 さて、・・・・・だらだらと、干しっぱなしにしていた 布を おしまいにしないと・・・・・・。 まだ、あまり発色していないのは、そのまま干して、適当な時に 家の中に、しまう。
来年、再度、柿渋染めして、完成品にする。ひと冬、超えると、びっくりするほど、色が濃くなっているんですよ、・・・・・できる限り、あまり、直射日光の強くない所に、下げて、冬を越します。 家中、柿渋の糸や布だらけになります。
紫外線が強いので、結構いい感じに いい色になってくる、・・・・春が楽しみ。 そこそこ、いい色になった布は、最後に 渋の強いもので、染め重ねます。
木工作家から 、エンジュの木くず をたくさんもらったので、煮出して、浸染します。
色を 黒っぽくしたいときは 鉄バイセンします。 そうすると、柿渋染めの濃く染まったところが 際立ってくる、・・・・・色の変化を楽しみます。 柿渋染めだけだと、かさついた印象なのですが、染め重ねると、しっとりと、なじんだカンジになる。
柿渋染めのヒント。。。。。。。急がないこと、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・店主は 怠慢染め、 と呼んでいます。