ときどき、 開いて見ています。
ちょっと、 知ったかぶりできます。
森田直(森田ただし) 南青山にある 古民藝もりたの店主。
本州のセリに行くと、たいていの場合、 一番前のせり主の前に 座っていらっしゃる。
すごく、早い時間に 来ているんだろうな、私なんか、いつも遅刻。(遠くから来たって、いいわけあるから。)
森田さんが競る布は 一風変わっていることが多くて、あれはなんだろう!?と 今日シンシン。布の業界の重鎮でいらっしゃいます。
商いより、コレクションするほうが、 だいじなんだろうな、
写真が
カラーで、みごたえあります。説明がていねいで、飽くまでも森田氏側からの布に対する気持ちがつづられていて、布商としての、葛藤が おもしろい。
私にも 葛藤があるから・・・・・・。
売るか、秘蔵しておくか・・・。という葛藤、・・・・・布好きの気持ちがわかる、
持っていたところで、どうするわけでもない、せいぜい、壁に飾る、とか、 お客さんに 得意げに話す、ことくらい。 このこだわりは 理解されないことが多い。
私なんか、 欲しいと言われれば、売ってしまう、欲しいといわれるってことは、 この店にあるより、きっと、有意義だろう、と思うから。
でもね、 布屋になった、特権!ですよ。 廃れて行くばかりの 布の文化を とどめ置くっていうのは、大事なことだなあ、 ト、思うのです。
売らないとならない、 商売なんだから・・・・・・・それでも、持っていたい布って、ある、・・・・・・・そういう布談義です。
ふちの始末には いろんな 方法が あるそうで、・・・・・・
とっても いい本をみつけたので、ご紹介。
洋書なのですが、 イラストと、写真が 充実していて、わかりやすいので、おすすめです。
店の書棚に 置いておきますので、 参考にしてください。
・
色合わせに 困ったときに・・・・。
好きな色だけでは つまらない配色になってしまう。
この本で、気に入っているのは、配色に 形容詞が ついていること。
色を選ぶときの ヒントになる。 その形容詞の全部が ピッタリ、その配色に合っているわけではないけど、
そういうイメージもあるんだな、って、思う。
色は その人その人で、捉え方が違う。
順番がかわっただけで、印象が ずいぶん、違うってこと、も、あるし・・・・・。
これに、面積の比率や 質感という、要素が加わって、作品作りは そこはかとなく、
バリエーションがでてきて、 どんどん ひろがっていく。。
なんにもしたくない時、とか、
マンネリになったな、っと感じた時、
この本をパラパラめくってみる。
そうすると、
今度は このさし色を使ってみよう!
なんて、考えているうちに、
ずんずん、楽しくなって、やる気になる。