柿渋染のヒント、8.クルミで仕上げ。鉄バイセンして、色に深みを出す。
今年は 暑かったので、クルミの木は 大きく、青々、育って、よく染まりそう。
大なべで、コトコト、煮込んで、染めます。
銅バイセンで、明るめの茶色、鉄バイセンで、こげ茶を、染めます。
柿渋染めした、帯芯や タイの手紡ぎ・手織りの布なども、染めました。
こちらは綿の スラブ。(細い所と太い所が 混ざった糸。)
黒っぽいのは 鉄バイセンしたから。
厚手で、染め損ないの布を クルミで、最後に、染めると、色に深みが 出ます。
柿渋染だけでは 色が浅い時、のお助けマン、、、なのです。柿渋だけで、染めよう、とすると、かなり気長にならないとならない。
店主は営業、だから、 悠長なことは言ってられない。多少の ショートカット、も、いたしかたない。・・・・・・と、思ってやってみたら、ずっと、いい色になったので、店主は大満足。
どうぞ、おためしあれ。クルミがなくても、渋のあるものなら、なんでもいいと思う。
お茶、コーヒー、桜、よもぎ、ごぼう、など。
左の写真は 柿渋だけで、冬じゅう、店の階段の上にかけておくことにした。
麻ガーゼ(麻100パーセント)
夏のストールや、ブラウスを創ります。
麻ガーゼは 1500円/m。
染める前と あとでは 全然違うので、店の中で埋もれている・・・・・・。聞いてください。