柿渋液。  今年最後の入荷。

002柿渋液、入荷しました。今年最後の入荷です。  
無臭タイプ2リットル 2500円。

柿渋液は 急激な温度変化で、ドロドロに固まってしまうので
もう、そろそろ、おしまいにしよう、と、思っていたのですが、駆け込みで、
注文があったので、発注しました。 頑張るね。

冬の間に 一貫張りする人もいるし、家の中で、引き染めもできるし、少しは 在庫しよう。

でも、輸送途中で 凍るので、もう、注文しません。零下になりそうな時は 送ることもしません。
家の中でも、あまり温度が変化しない、普段ストーブをたかない部屋で、箱に入れて、(陽に当てない。)保存しました。 ワインとおなじ、あったか過ぎない、さむすぎない環境で保存します。

まだ、柿渋液が残っているという人は 小さめの容器に移して、空気をあまり入れず、
保管してください。

染めた 布や 糸は、北海道は 紫外線が強いので、
窓辺に置いておくだけでも、春には驚くほど、色が濃くなりますよ。
(ガンガンの直射日光は苦手のようです。白っぽくなってしまう。)だから、最初から 濃く染めようとしないほうがいいです。
       柿渋液が もったいないし・・・・・。変化するのが楽しい。

先日、布を整理していたら、5年以上前に染めた糸を 発見。
すごーーく、濃くなっていました。色落ちしない いい染めだ。
肌や、呼吸器にもいいというし、アトピーの人にとって、朗報。

なんで、こんなに 衰退してしまったんだろう。ビニールとか、プラスチックとか、
化学染料が 巾をきかせて・・・・・ 柿渋染めした布は 撥水するし、カビない。空気をきれいにする。
化学的なものが普通になって、手間のかかるものが おしのけられて、
なんか、ちょっと、悲しい。

化学染料だけで 染めたもんは、変にうすらぼけて、退色してしまう。
売れ残ってもいいや、染めておけばいいんだ。

冬の家の中で、柿渋染めするしかた、書いてありますので、テーマブログの中の
柿渋染めのヒント を ご覧ください。