柿渋染めのヒント、4。草木染の最後にも。

冬を越すと、格段に色が良くなってくる不思議な染め。
柿渋染めって、不思議な染め、・・・時間が経つほど、色が深くなる。
これなら、お客さんの手に渡った後のことも、安心。
布は 丈夫になっているし、色は あせないし・・・・。
だから、
草木染めの最後に ほんのちょっと、柿渋液につけて、
    フィニッシュするようにしている。
ぱっと見、ほとんど、なんの変化もないように見えるが、
時間がたつと、これが、効果的に、良くなってくれる。
色あせも 少ないように思う。

写真は ヘンプのワンピース。
細かいシワは ちょうど、洗濯物干し棒で、布をギュッツ、と絞った個所。
ただ、このシワを出すには もう この季節では、気温が 低すぎる。
染めたい布、たくさんある、シワをいっぱい いれて、もっと、染めたかった。
来年、また・・・・・・、ね。

柿渋染めのヒント。3。銀色シートを敷く。

暑さ最高、朝から 染めております。
昨日は 暑かったですね。やっと、夏本番・・・です。
昼日中、戸外で、染めをするのは 過酷な作業なので、
朝、早いうちに、染めています。。


シワをきれいに染めるために、筒に巻きます。
ロウシルクの布は シルクですが、油分が 付着していて、
染まりづらいので、よく、精錬します。(石鹸を溶かして、煮洗いしています。)

少しでも光を回して、気温を上げるために、コンガリ焼くために、銀色のシートを下に敷きました
照り返しで、速く、色が出る。
雨でも 取り込まない・・・・ずぼらだからじゃない、ですよ。
最近の雨が 酸性雨で、雨には いろんな成分が はいっているから、
色が 深くなるのです。
だから、今日の雨でも 家のまわりじゅう、ぶらぶら、と布が 下がっている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ご近所には 変な家だと思われてる、きっと。
とにかく、急がないで、じっくり、時間をかけてください。
柿渋液の粒子は 大きいので、しっかり染めるのには、下ごしらえが 大事です。
染まっているようでも、こすれば とれてしまっては 染まっていません、
最初は薄い液から、・・・だんだんに 濃くします。
急ぎすぎて、ガビガビに染めないでね。

柿渋染めのヒント。2 天気待ち。

ずっと、変なお天気だった、
柿渋染めに必要な 陽の光、やっと、出てきた。
今朝は 早起きして、染めました。
ベランダから さげて、 陽に当てております。

のぼりと木綿のガーゼの布、陽に当たって、風邪にゆれて、気持ち良さそう。
  急がないのが、一番のコツ、3年後に いい色になる。

柿渋染めのヒント。1・・・・・・・怠慢染めと呼んでます。

柿渋染め、できないでいます。
ピカッと、晴れないもんでしょうか。
このはっきりしないお天気のせいで、柿渋染めは、グズグズしています。
紫外線は 強いはずなので、色は 入っていっているはず。
店の裏側には染色室があって、自宅があって、そこのベランダからは
毎年恒例 滝のように布をたれさげています。
おふとんより、優先順位が高い。
雨が降っても、取り込まない、・・・・・干したまま。
だって、こんな大量な布、湿ったまま、取り込む場所なんて ない、
カビちゃうんでしょ。  ご近所には 変な家、って、思われているに違いない。
もう、10年は こんな具合ですから、

またか、

・・・・・・・・・と、思われているかな。

それに・・・・・・・雨の成分が(酸性雨だもんね。)ちょうど、いい具合に、
色を深くしてくれる。

 雨のあとの色は イイカンジになっている。(酸化して、黒っぽく、なったんだ。)
雨にぬれても 干したまま・・・・の この怠慢な 染色。
店主の性格にピッタリ。