のりの話。 子供たちに 教えて欲しい。

旭川のコサージュ教室で、のりの使い方の話をしました。
そしたら、けっこう、感動されてしまった・・・・。
そういえば、ブログで書いたことなかった、・・・・・・・・・・忘れないうちに書いておこう。

のりは 種類があって、それぞれ、使い方が ちがっています。
だから注意書きを よく読んでください
たくさん使えば、よく、くっつくように思いがちですが、それは 間違い。
薄く塗ればぬるほど、(均一に)、・・・・・よく、くっつきます。
下に 新聞紙などを敷いて、のりを出し、厚紙で ハケをつくって、きれいに よく のばします。
このとき、大事なのは 乗り残しがないようにすること!
特に、はしっこは 塗り残すので、気を付ける。
以前、三代続いた 表装の大家に 一貫張りを習ったことがあるのだけど、その時に
教えてもらったのが そのことです。

のりはり 3年 といわれるほど、のりづけは むずかしいものなのだそうで、
コツは 実際の大きさより、大きいものに塗るような気持ちで 刷毛を動かす、ということで、
のりを 大きく、はみだして、けっこう、むだにするのだそうです。

くっつけたあと、静かにほうっとくのが、大事。
動かすと、とれてしまう。

両面にぬるもの、片面だけにぬるもの、
乾かさないうちにくっつけるもの、あるていど、かわかしてから 塗るモノ、いろいろあります。
(ワンポイント、 乾かし過ぎて、くっつかなくなったときは 片面だけに、塗ると、再生して、よく、くっつきます。)

アロンアルファのような 瞬間接着剤は すこしでも すきまがあると、くっつきません。

私は アクセサリーつくりには スーパーセメダイン使っています。
これで、不良品がでたことがないので、いいんじゃないかと思います。
この接着剤は 両方にぬります。多少の隙間があっても、のりが 入り込んで隙間を埋めて、
しっかり、くっつきます。完全に硬化するまでに、時間が かかります。
ほんとは 二液式の接着剤をつかえば、強力なのでしょうが、使い方が面倒だし、(二つをよく混ぜて使う) はみだしちゃうし、(手にくっつくと、気持ち悪い。)むだがでるので、使いません。

100円ショップは よく利用するのですが、のりは 買いません。

100円ショップの のりは 不良品だと思います。安い分、作業が進まない。
不良品を創出する 元凶!だと思っています。同じ理由で、両面テープや ガムテープ、も、買いません。このへんで、節約するのは かえって、無駄だと思っています。

コサージュ教室、結構うまくいったので、要望があったら、教えたい、
おたづねください。