刺し子のコツ 2  糸のこと。

糸は きれいに巻き取る、
けっして、しつけ糸みたいに切らない。

 きちんと、管理しましょう。

ボソボソの糸では、 きれいに刺せません。
カセになっている糸は 糸巻きで 巻きにして、売っているのですが、
そのままにせず、きれいに、巻き取ってください。
変なヨリを直しながら、きれいに刺せますように・・・・。って、
お願いしながら、
糸巻きなどに 巻くといいと思います。
店主は 太めの糸で、ゴンゴン刺すのが 好きで、店でも、太い糸をたくさん染めて、
売っています。
片ヨリ綿糸 がいい風合いに刺せる、と思います。

下手の長糸(ヘタのナガイト)

、      、と
昔から 言われています。
初心者は、特に、最初は あまり長く,糸を切らないで・・・・・・、
糸の扱いは 刺しているうちに わかってきます。
刺し始める前に 糸ピンピンをお忘れなく。
糸を張って、弦を弾くように、ピンピンします。
これは 糸のヨりを矯正するので、刺し子に限らず、縫物のコツですよ。
糸が 途中で、からがって、玉になるのを 防ぎます。
こういうことって、店主も知らなかった・・・でも、最低限の 常識。
お客さんに 教えてもらいました・・・・・・。学校では 教えてもらえなかった。
若い人には 知らない人、多いんじゃないかな、
手仕事の伝統が なくならないように、
おばさん方は 頑張って、伝えて行きましょう。