柿渋染めのヒント ジャム染め

保存の仕方が悪くて、ゼリー状に固まってしまった!なんて よくあります。
そういう時でも 捨てないでください。

ジャム染め という方法があります。

まず、少量のお湯で溶いてみます。なかなか、きれいに溶けません。
それで、 直接、手に取って、塗り付けます。
被染物は お湯でよく濡らします。10分以上は浸けておきます。

気温が高いときに、 アスファルトの上ですると、いいと思います。
固く固まって、いい感じに発色します。

でも、 この方法では染まっているとは言えない、
繊維の中で 固まっているわけで、 洗ったり、こすったりすれば
とれてしまいます。ですから、 私は 粗い織りのしっかりした麻とか木綿を染めます。

写真は グレーの布で織った裂き織布で、経糸が 黒で、
気に入らなかったので、 化学染料で 茶色に染めて、
ジャム染めすることにしました。
もう洗わない、って決めて、バッグの底にでも 切って使うことにします。

冬中、 ガラスに貼り付けて、 日光浴させよう、 雪の反射で紫外線強いです。