インドの思い出

インドに別荘ができました。

2011年7月2日 最終更新日時 : 2011年7月2日 sapporo 浪漫屋

別荘が 増えた。
高校の同級生が、インドに赴任することになった、と、の発表が
ありました。
しめしめ、これで、インドに別荘ができた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そのうち、押しかけていこう。
     店主は あちこちに別荘を持っているのだ。
インドには 10年ほど前に2度、行っている。
この時は 大学の友人が 住んでいたので、もともと、別荘があったわけだ。
 現在は 帰国して、別荘は 消滅してしまっていた。
その時は ガンジス河の上流のハルドワード(ヨガの聖地)まで、足を伸ばし、
(あのバス旅行は ひどかった。)思い出がたくさん。
汚い、と評判のガンジス河も 上流はきれいだった。
帰りの汽車も ひどかった。暑いし、トイレはつまっているし、蚊はたくさんいるし・・・。
虫の嫌いな人、野天トイレのできない人,三食カレーが いやな人には
おすすめできない。
その上、二度とも、帰りの飛行機で、おなかが痛くなって、冷や汗をかいた。
    (隔離される病気になったら、新聞にのるかもしれない。)
おなかの弱い人も、やめておいたほうがいい。
どんなに、気を付けて、ビールか ペプシコーラか、あったかいものしか、飲まないでいても
おなかをこわす。
でも、そんな苦労の連続の旅でも、

また行こう。

という気持ちになる魅力が インドには ある。
その友人が 帰国してしまったので、しばらく行ってなかった。
最近、インドの経済発展には 目をみはるものがある。きっと、ずいぶん変わっているだろう。
さて、いつ、行こうか。
  インスタント食品を 山盛り、もって行ってあげよう。

インドの思い出 Ⅰ

2011年7月3日 最終更新日時 : 2011年7月3日 sapporo 浪漫屋

暑い国の服の工夫。
今年は 節電の夏。
少しでも 涼しく過ごそう、グッズが 大流行。
なるほど、考えれば、いろいろあるもんだ、感心する。
人間の叡智、利潤の追求には 頭が下がる。
京都議定書で、二酸化炭素の削減が決まった時は、それほど、
節電のことが 話題にならなかったのに、
この度の 被災で、一気に節電の機運に火が付いた。
なんだか、日本人って、お調子者で、何か、きっかけがないと、本気で物事を
考えないところがある、思う。
東北の被災の方には お気の毒だが、
このおかげで、二酸化酸素が 減って、地球のためになるかもしれない。
さて、友人のインドへの赴任が決まって、インドのことを考えているうちに、
涼しく装うすばらしい工夫を思い出したので、書いておこう。
インドで、友人宅に寄宿していて、パンツをクリーニングに出した時のこと。
出来上がってきて、すその部分が やけに硬くなっているので、よく見たら、
下から 10センチくらいのところまで、
洗濯ノリで、ガチガチに固められていた。

なんで?

  理由がわからなかったが、
はいてみてすぐ、わかった。
すその布が 直立してくれているおかげで、肌にまとわりつかず、
空気の通りが、スコブルいいのだ。
これは、グッドアイデア。
すそを硬くしておくと、歩くたびに、空気が 通って、おまたの部分が
涼しいということだ。
もうひとつ・・・・・。
ある暑い日、38度の炎天下を延々と歩かされた。(乾季だったので、
乾燥していたから、日本ほど、暑さを感じなかったけど、北国生まれの私には、きつかった。)
あの、でっかいストールは 必需品。
これがないと、外は歩けない。・・・・・シルクがいいね、紫外線を吸収してくれて、ぬれても、
すぐ乾いてくれる。
インドの人は 道を尋ねると、皆、丁寧に、教えてくれるのだが、
何度も、間違いを教えられて、荷物を持って、郵便局に行くのに、大変な思いをさせられた。
なんで、知りもしないのに、知ったかぶりして、教えようとするのか・・・。
友人に聞いたら、外国の人に 親切だと思われたいんですって・・・。
迷惑な話だ。
過酷なウォーキングから 帰ってきて、どうも、ウェストのあたりが 痒いので、見たら、
ゴムのあたるところが 赤くはれあがっていた。
汗をかいて、ゴムがすれて、皮膚が 炎症をおこしてしまったのだ。
インドのパンツをよく見たら、ゴムは使わず、細い紐で、
腰骨にひっかけるように はいている。(おなかの出ている人は 困るだろうね。)
なるほど、なるほど、日本から持ってきたパンツは ご当地には あわなかったのか・・・。
それ以来、現地で買った空気のよく通る洋服を愛用して、日本から持ってきた服は着ないまま、
持ち帰った。
その経験から、タイに行く時も、もって行く服は 最低限にして、
現地で買ったものを着ることにした。
形ばかりでなく、自然素材の布地も、織りも染め(藍やマクルーアという黒檀染め)も
暑い国には 暑さをしのいで心地よく過ごすための、工夫がある。
この度の節電ブームに、お役にたつかな、・・・・・暑くなりそうな 予感、
北海道に住んでて、ホント、よかった。

インドの思い出 Ⅱ

2011年7月4日 最終更新日時 : 2011年7月4日 sapporo 浪漫屋

怖いもの知らず・・・。若かった。

インドの思い出 Ⅲ    牛の不思議

2011年7月4日 最終更新日時 : 2012年10月2日 sapporo 浪漫屋

牛の不思議。

どこへ行っても、絶対楽しいのは、地元の市場めぐり。
お土産やさんなんて、つまらない。
知らない初めて見る食べ物、グッヅ、人々の生活がある。
インドの市場へ行った時のこと。
夕方、そろそろ、店じまいの時間になって、
野菜屋さんが お片づけし始め、売れ残って、シワシワになった野菜を、
売り台を傾け、通路に落としていた。

汚いなあ・・・。

と、思っていたら、あちこちから、牛が のろのろ集まってきて、それを食べ始めた。
たちまち、散乱していた野菜が 牛の胃袋におさまってしまった。

そうか、インドには 生ゴミがないのか・・・。

牛のうんこも、燃料にしたり、壁を作ったり、無駄にしない。
インドには ゴミがない。
ペプシコーラなどの、飲料水は 全部、ビンで、カンは 見なかった。
飲んでいると、
子供たちに じいっと 見つめられる。
コーラが欲しいのかな、と思ったら、どうも、ビンが欲しいらしい。
お店屋さんで、換金して、おこづかいにする。。
空き缶や ゴミが道端に転がってる風景、というものをほとんど、見なかった。
牛のうんこを 時々、ふんづけるけど、(あんまり、汚くない、)
落ちているゴミはなくて、
町が、とてもきれい。
朝、各家庭から出される道端のゴミは 完璧に、分別収集されていて、(貧乏そうな人たちが、それぞれ、集めて歩いていく。)市が 収集していくのは ほんとうの、ちりあくただけ、
量は、すごく少ない。…江戸の町も そうだったらしい。
それにしても、・・・・・この牛たち、誰のものなんだろう?・・・所有者は いるんだろうけど。
見ると、ミルクを搾っている人がいる。
友人に聞くと、
所有者が 市場に お金を払っているらしい。牛と市場は 共存している。
でも、いなくなったりしないんだろうか。 夜はどうしているんだろう。
・・・・・・・・なんか、不思議。
友人 いわく・・・。

大昔、偉いお坊さんが 牛は神様だから、殺してはいけない、と、教えた。

インドの人たちは それを信じて、今でも 牛を食べないし、菜食主義の人が多い。
もし、食べてもいい、ということになると、
あっという間に、牛は いなくなってしまう。   インドの人口は,
激しく多いから。そうなったら、赤ちゃんや 病人にあたえられるべき、ミルクがなくなってしまう。
今、インドの人口が 増え続け、繁栄しているのは、牛のおかげと、
カースト制度のおかげだろう。
インドの人たちは 信心深くて、我慢強い。
友人が 言った。

世界が滅びても、インドは 存続する。

インドの思い出 Ⅳ

2011年7月6日 最終更新日時 : 2011年7月6日 sapporo 浪漫屋

菜食主義なのに、太っている人が 多い。
インドでは、若い人は 皆、スレンダーで、いいスタイルしているのに、
中年以降になると、タプタプと 脂肪を蓄えている人が多い。
菜食主義で、お肉は食べないし、毎食カレーで、体を燃やしているし、
アルコールは 悪魔の水で、飲まない人が多いのに、
なんで、あんなに 太っているのか。
インドの謎は多い。
でも、ほどなく、その謎は 解けた。
ある日、牛のミルクをもらって、しばらく、そのままにしておいたら、
グラスの3分の一近くが 脂になってしまった。
どういうこと?
牛のミルクは すごく、油脂の成分が多い。日本の牛とは 種類が全然違うのだ。
この脂、ギー といって、料理に ガバガバと よく使う。
ということは、牛の肉は食べないけど、牛の肉の脂は たくさん摂取しているわけだ。
    たんぱく質は 豆をよく食べている。(インドの豆は おいしい!まるで、お肉の味がする。満足感、ある。)
完璧な菜食主義では ないわけだ。(菜食主義の人は 動物性のものを、一切採らない。
味の素に、動物性のものが混ざっていて、問題になったことがあったっけ。)
ギーの脂が、いっぱいのカレーを毎食、食べれば、すごい、カロリー。
それに、暑いから、体のために運動したりしない。
・・・・・・・これじゃ、太るよね。
それに もうひとつ。
インドのお菓子は ものすごく甘い。
  いろんな味は あるのだが、ただただ、とにかく 甘い  これはしかたない。・・・・・ なんてったって、この国は 暑い。
   なんでも、すぐ、腐り始める。
でも、暑いから、甘いものが 必要なんだろうね、体力保持のために。
   甘いものがごちそうなんだろう、かつて、日本がそうだったように。
   暑さに負けないために、ホット(辛い)な カレーを食べて、甘いものを採る。
日本はいいな、四季の移り変わりがあって、食べるものの種類が多くて、飽きない。
生まれてからずっと、毎食 カレー、の食生活、だなんて、信じられない。
インドには住めない、日本人は ぜいたくすぎる。
かわいそうに、私のお友達、・・・・・だけど、日本男児だ、頑張るんだ、
      任務をまっとうして元気で、帰ってきてね。
インドへ単身赴任する ビール好きの友へ。  
  

インドでは ビールをたくさん飲んでしまう・・・
        、暑いし、水が信用できないから。
           その上、ミネラルウォーターが 異常に お高い。
      それに、比べて、ビールは安い。
  でも、あんまり、飲まないでね、あなたの体脂肪は すでに、許容範囲を超えている。  


   右が ひたすら、甘いお菓子。暑い中、外に積み上げて、売っている。
   直射日光、ほこりのことは 気にしない。
  インドの衛星管理は 日本では 信じられない、・・・・・強健な 胃腸が必要。
  でもね、大丈夫、ちゃんと、順応できるらしい。一年もあれば・・・・・・。

インドの思い出、たくさんある。

2011年7月6日 最終更新日時 : 2011年7月6日 sapporo 浪漫屋

インドのブログにお褒めの言葉をいただいたので、
もっと、書こう。
友人の インドへの単身赴任が 決まって、エールのつもりで、書き始めたブログ。
何人かのかたにお褒めの言葉をいただいて、
のりのりで、書いております。
実は店主、20代の時に、ライターをめざしていたことがあって、
             書くのは 苦にならない。
それに、店がひとつ、なくなって、余裕ができたんだね。
  少々、お疲れでしたが、復活、しております。
   
インドへ、行ったのは、ずいぶん前なので、記憶が薄れていますが、
書きたいこと、もう少しあるから、書いてみるか、な、
    あともう少し、おつきあいください。
    
今のインドと違っていることあると思うから、何か、違っていたら、ご意見、ください。
   店はまだ、混沌としています。お片づけは 続く・・・・・。

インドの思い出 Ⅴ  タッサーシルク。

2011年7月7日 最終更新日時 : 2011年7月7日 sapporo 浪漫屋

インドのタッサーシルクの心地よさ。

タッサーシルク ・・・・・ 野蚕(やさん)のことです。
  日本で見るシルクは ほとんどが 養蚕(ようさん)。

戦前、日本は 絹糸の生産量が多く、輸出もしていた・・・のに、
今では 全体の5パーセントしか、生産量がないらしい.・・・・・・これって、ショック!
ブラジルとか、からの輸入が多いらしい、日本は 得意分野をどんどん外国に
渡してしまっている。
おかいこさん、というのも、死語になってしまった。
     余談だが、絹糸が どうやって、作られるか、ということを知らない子供たちが
     多いんじゃないかな、・・・・・・教えてあげて欲しい。
     蛾(が)の幼虫の吐く糸、だなんて、不思議なことだよね。
     大昔、中国で、この門外不出の秘密を探るために 送り込まれた間者が
      たくさん、殺されたし、
     シルクロードは文化の通り道、正倉院につながる。
      シルクの歴史は そのまま、古代の文化史。
     繊維のこと、もっと、学校で教えればいいのに。
     衣食住、の、、の、繊維のことを 知ることは
     大事なことだと思う。
野麦峠 なんて映画、古臭いか、大竹しのぶ は、いい女優だった。
あの映画のできごと、まだ、100年しか、たっていない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

タッサーシルクは 山に飛び交う、でっかい蛾の繭(まゆ)の糸をひいて、つむいだもの。


  左が 野蚕の繭、右が養蚕の繭、大きさ・色が 全然違う。
インドに行った時、初めて、このタッサーシルクのことを 知った。
インドでは ふだんに ガンガン お洗濯しながら、着ていた。
   汗かくもんね。
日本では、シルクは 恐る恐る ていねいに お洗濯して、おでかけに大事に着るものだけど、
このタッサーシルクは 丈夫で、
多少、乱暴な扱いでも、長く、ふだんに着れる。
  なにより、エネルギーがある。感じる人は 感じる。
  体が 守られているような 気がする。 
 最初は ゴツゴツしていて、まるで、麻のようだけど、
着るほどに 繊維が こなれて、しっとりしてきて、着心地がよくなる。
ワイルドでも、シルクはシルク。 
 印象は、ラフで、アバウトな織りのものが多いけど、通気性がよく、
紫外線を吸収してくれて、濡れれば、すぐ乾き、肌にやさしい。
寒い時は あたたかく、
暑い時は なにやら 涼しい、インドの暑さでも、長袖で、OK
  (インドは日差しが強いので、肌を露出しない、通気性は 大事なのです。)
         とにかく、気持ちいいのです。

この夏、猛暑の予感、・・・・シルクを着ませんか。

  けっして、高価じゃない、心地よいのです。着物のリメイクは リーズナブルですよ。
  ぺらぺらした化学繊維なんか、着るのは やめましょう。あせもが出る。

  これは 店主の服・・・・ちょっと、脱水が 強すぎて、ケバだってしまった。
  よりがあまいので、軽く絞って、干すのがいいと思う。
色は そのの吐く糸によって、変わるので、濃茶や薄茶、グレーがかった色、などなど、
様々。いろいろあります。
 着ているうちに、紫外線を吸収して、色が 少しづつ、茶色がかってくる。
 自然の色の変化を楽しみたいから、洗剤も自然のものを 使います。
普通の洗剤は 汚れを 落とそうとするあまり、色を落としすぎる。
たいていの人は きれい好きすぎる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 店に タッサーシルクの糸も在庫しているので、手にとって、見てください。

   ストールなどを、編んだり、織るのに いいと思う。
アトピーの人が 増えているけど、インドには アトピーの人、いるんだろうか。
今度、友人に聞いてみよう。
  滅びるのは、日本が 先だな。  子供が生まれない、育てづらい。
  今日は暑くなりそう。

インドの思い出 Ⅵ  インドの選挙。

2011年7月16日 最終更新日時 : 2011年7月16日 sapporo 浪漫屋

アルコールが 飲めない日。
ある日、なんとなく、街が うきうきしていた。
 道端に お供えみたいな飾りがしてあって、人の往来が多い。

何の お祭りかな?・・・・。

インドには たくさん神様がいるので、しょっちゅう、
お祭りしてる。
たいして、気にも留めずに、観光で、あちこち歩いて、のどが渇いたので、
ビールを買おうということになって、
ショップに行ったら、

売れない。

という。
昼日中、ビールを飲むなんて、インド人の日常には 考えられないことらしく、
(飲まない人も多い。)
昼間は 売ってもらえない、こともあるので、(ランチにビールを飲んでると、変な顔される。)
ホテルの売店へ行った.:::::::::外国人相手のお店なら、いつでも、売ってもらえる。
だけど、その店でも、

今日は 売れない。

という、・・・・・・・・・
        ・・・・・なんと、選挙だから・・・、ですって。
悪魔の水を飲んで、選挙に、何か支障が起きては 大変!だから
                           なんですって・・・!  
インド人って、アルコールがよっぽど、嫌いらしい。
それとも、ひどく、弱くて、すぐに酔っ払っって、人が変わっちゃうんだろうか?
選挙の日は 終日、アルコールが飲めない!
仕方ないから、ペプシコーラで、我慢した。(インドは 圧倒的にペプシコーラ、
コカコーラは 見なかった・・・・大分前だけど、)
翌日、インド人の友達が、手についたインクのシミを見せてくれた。
投票した後、投票したという印に つけられるんだそう。
                ゴシゴシ洗っても 2・3日は 落ちないらしい。
   何回も、投票できないわけだ。
   選挙人名簿は アバウトなんだね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・久しぶりに、禁酒した日になりました。


インドの思い出 Ⅶ  いろいろなお店。

2011年7月23日 最終更新日時 : 2011年7月23日 sapporo 浪漫屋

いろいろなお店。
  スチール屋さんの おにいさん。

インド人の多くが 通勤の時に下げている、スチールの三段になっているお弁当箱が
欲しくて、スチール屋さんへ。
見ると、おもしろいものが たくさんあって、いろいろ欲しくなってしまった。
どれも、値段が書いていないので、聞くと、
いちいち重さを計って、値段を教えてくれる。
どうも、重さで、値段が 決まるらしい。けっこう、アバウト、なんだね。

  腕輪屋さんと、輪ゴム屋さん。
  ・・・・・・・・ カラフル!
インド人って、哲学者のような雰囲気を持っている。
目が きれい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の浪漫屋。野球の応援に行くので、今日の店主、は 午後エスケープします。
営業は 通常どおり。
クラスメートと 盛り上がりそう。
明日、11時から 2時ころまで、
南さんが いるので、着物相談、承ります。
帯のかんたん結び、習いにきませんか?

涼しい服を作るヒント。インドの思い出。

2017年6月4日 最終更新日時 : 2017年5月22日 sapporo 浪漫屋

 

もうずいぶん前に 行った インドでのこと。

友人の家に滞在していて、 はいていた タッサーシルクのパンツを洗濯しようとしたら、
友人が クリーニングに出してくれた。手洗いするというのに、すごく安かったので、ラッキー、
て、喜んでたら、かえってきた パンツ、なんか変、 異常に スソに のりがついていて、 固くなっていた。
しかたなく、そのまま、はいてて、 なぜ、 スソに のりづけしてたのか、スグわかった。

涼しいのである。 

スソが 足にまとわりつかず、 動くたびに空気がオマタの所に いききして、40度近い気温の日中でも 気持ちよく、過ごせた。

その時のことを 思い出して パンツを作った。
スソに ピンタックをして、 夏、 涼しく過ごせるように 工夫してみました。
短く、織り返してもいいように 裏に 別布をつけてアクセントになるようにしています。

国産藍染め布を使用。

古布と布の手仕事 浪漫屋