古い布が なくなってしまう、という危機感。

古い布、古い着物、・・・・処分する時は お電話ください。
着物リメイクや 裂き織りの材料として、使うので、
シミ、汚れ、が、あってもかまいません
              古いほど、うれしい!。

最近、

捨ててしまった


                          という 話をよく聞く。
布の使い道は 人それぞれ、作品によって、違うので、

使えない、汚れている。

、って、思って、捨てないで欲しい。
裂き織りするには 古くて、裂けそうな布のほうが、使いやすいし、
新しい 胴裏より、しみだらけの 古い胴裏のほうが、よく染まる。
   (あのシミは 汚れじゃない、のりが浮き出て、酸化したのだ。)
(最近の胴裏は こういう変色をしないように、表面加工されているので、
いい色に 染まらない、し、丈夫なので、裂けない・・・・・。店主は どうしようもないので、
これは 捨てている。)
古い紅絹(モミ)は 貴重になってきているし、(最近、あまり、見なくなってしまった。)
まだ、たくさん持っていますが、とっておこうと思っています。
どこかのだれかが、それで、作品を つくりたくなるかもしれない。
   もう、生産されていないものは 捨ててしまったら、それで、おしまい。
ウールの着物は 授産施設に 差し上げていますので、ありがたく、頂戴しています。
   犬のマット、とかに なるそうです。
       他にも、価値がなさそうなものの中に、欲しいものがあったりするので、
                   あれこれ、考えずに、お電話ください。
おととい、

着物を 買ってほしい。

、と連絡が あったので、出かけていったら、
とんでもなく、お高いお値段で、お買い上げになったお着物で、袖を通しても、いない。
よく見ると、いい染め織りの着物じゃない、
・・・・・・・・・・紬の白生地に インクジェットで、染めているんだって。
センスは いいけど、お手軽な手作業の布。・・・・染料も あまりいいものじゃないので、
何度か着ると、色があせてくる。
こんな着物を、ほどいて、服や 小物をつくるわけにもいかないし、
かといって、こういう、派手な 訪問着をいまどき、着る人はいないし、着て行くところがない。
きものとしても、買えない・・・ので、買わずに帰ってきた。
もっとも、私の言い値で、売ってくれるわけでもないけど、・・・・委託の着物やを紹介した。