柿渋染めのヒント、4。草木染の最後にも。

冬を越すと、格段に色が良くなってくる不思議な染め。
柿渋染めって、不思議な染め、・・・時間が経つほど、色が深くなる。
これなら、お客さんの手に渡った後のことも、安心。
布は 丈夫になっているし、色は あせないし・・・・。
だから、
草木染めの最後に ほんのちょっと、柿渋液につけて、
    フィニッシュするようにしている。
ぱっと見、ほとんど、なんの変化もないように見えるが、
時間がたつと、これが、効果的に、良くなってくれる。
色あせも 少ないように思う。

写真は ヘンプのワンピース。
細かいシワは ちょうど、洗濯物干し棒で、布をギュッツ、と絞った個所。
ただ、このシワを出すには もう この季節では、気温が 低すぎる。
染めたい布、たくさんある、シワをいっぱい いれて、もっと、染めたかった。
来年、また・・・・・・、ね。