藍染め、誰にも似合う。

今週始め、風邪引きさんだったんですけど、家にいるのも 飽きてきたので、
駅周辺を ウォーキング。・・・・・・・もちろん、マスクして。
今年のトレンドは どんなものか・・・・・。 探索・・・です。

今年は インディゴブルーが 流行なんですって・・・!  私のお得意の色だ! ね。
確かに 見てみると、ジーンズが大流行り。シャツもブルー。カンブリア宮殿に 藍染めのジーンズメーカー ジャパンブルーの世界進出が 放映されて、・・・・たしかに、ブームだ、 おもしろくなりそう。
襤褸(らんる)が ブランドのメーカーに 取り入れられたり、SAINTさんが オープンしたり、(襤褸が たくさんあります。) ジワジワしていたのが、にわかに 表に出てきたって感じ。
浪漫屋でも 襤褸のベストや バッグを 作っております。 005OLYMPUS DIGITAL CAMERA
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先日 チ・カ・ホで、、流行なんだよ、って、

藍染めのお洋服をおすすめしたら、 自分は青が似合わない・・・・・、って、

試着してもくれない、・・・・・・・・・・、そこで、藍の本質を 熱っぽく、語ってしまった。
化学染料の青が 似合わない人でも、 藍染めは 誰にでも 似合う、
なぜか、・・・・というと、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・雑味があるから。
いろんな色がはいっているから、 誰にでも似合う、色味が優しい。 藍が 顔を生き生き見せる。 藍が 生きているから。 (化学染料の青って、顔色の悪い人には、似合わないよね。) 目にも優しい。  写真写りがいい。

藍染めは 藍草を 発酵させて、染料成分を取り出し、液に 何度も入れたり出したり、
色のムラ、濃淡はもちろん、あるし、青以外の色も混ざっている。 イメージはこんな  カンジ。
白い土台が 青の濃淡だと、お思いください。

DSC_1250    そのうえ! ・・・藍の色は 育つ!のです。
水と相性がいい、洗えば洗うほど、いい色に なってくる。 不揃いに 色が枯れてくる。
化学染料は、みっともなく、退色するけど、・・・・・藍は 深みを帯びてくる、雑味の集大成。

色が枯れてくる・・・って、いい表現だ、とおもいませんか?!

 

襤褸の魅力は また書くことにして・・・・・・・青は 似合わない!・・・・なんていわないで、
着てみて欲しい!  と、思うのです。

(洗濯の石鹸 選んでくださいね。)

襤褸(らんる)の話 2.

襤褸(らんる)っていう、言葉の意味。
襤褸・・・って、初めて聞いた時は モンゴル語かなんかと、思った・・・。
        れっきとした 日本語です。
要するに、ちりあくた、うち捨て去られたもの、という意味です。
昔・・・、それほど、古くない昔・・・・。
     木綿が貴重でした。  特に、東北地方では 木綿が 収穫できなかった。
どんな小さな切れでも、大事に大事にして、
穴があけば、丹念に繕いして、次から次と、布を重ねていって、とんでもなく、厚く
なった敷物もあります。
ツギに使う布は 一時代前の布を使うこともあるので、江戸時代の布だったりする・・・・・
布の資料としても、貴重です。
でも、何がいいかというと、・・・・質感だと思う。
朽ちていく布の最後の姿、手つむぎ・手織り、自然の染めの布だけが、持つ色合い、風合い。
それに、無作為の美しさ。
なんの作為もないのに、近代の版画のように説得力ある。ぞくぞくしますよ。
襤褸を在庫しています。
本もありますし、アイパッドに写真を 整理しましたので、
興味のある方、聞いてください。
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ボロが大好きな  山内梅子さんの作品紹介。

古い布が  生まれ変わる。
   砂川の山内梅子さんの 作品です。ボロを愛する 梅子さん、
もう、20年も前から収集を始めて、作品をつくってらっしゃる。
手紬・手織りの布のあたたかみを 教えてくれました。

襤褸(らんる)の話。1  ボロのことです。

らんる・・・・・耳慣れない言葉ですが、
   要するに、ボロのことです。
でも、現代の布は 襤褸には・・・・なれない、・・・・ただのゴミになるだけ。
手つむぎ・手織り、の布だけが、風合いよく、朽ちていくのです。

本物の布が 長い時間かけて、大事に使われた時だけ、襤褸が 生まれる。
朽ちて(くちて)いく布の美しさ・・・・ぞくぞくしますよ。
汚れている、とか、誰か、よくわからない人が使った、とか、で、
見向きもしないで、嫌がる人も多いけど、
それは 物事の本質を知ろうとしない態度。
汚れているのは、洗濯すれば、きれいになる。
誰が使ったか、わからない、という理由で、
骨董の皿を避ける人が ファミレスで、食事できるのは、変。
洗いさえすれば、ファミレスの皿より、よっぽど、きれいで、本質が見えてくる。
襤褸は 海外で、高い評価を得ており、美術館に収蔵されたり、高値で、
取引されている。
日本人は、あまりに近い過去の、貧乏生活をつきつけられているようで、
うけいれられないのか、ボロのよさを知る人は 少ない。
若い人が こういう布に興味を持ってくれると、うれしいものだ。